ジャズピアノとクラシックピアノの違い
よくお客様から頂く質問です
「ジャズとクラシックでレコーディング手法が違うのは何故ですか?」
ジャズはマイクをピアノの近くに立てて弦の音をハッキリと録音する事が多い一方
クラシックの場合はマイクは少し離して立ててピアノ全体の響きと空間の響きを録音する方法が広く用いられています。
【クラシックピアノの収録】
クラシックピアノの録音は一般的にコンサートホールを貸しきって行うか
コンサートをそのまま収録しています。
これはクラシックピアノが通常ホールで演奏されてきた為です。
レコーディングスタジオなどでもクラシックの収録は行われますが
東京のスタジオの多くはセミコンサートクラスのピアノが入っています。
理由はポップスやジャズなどに対応する為で、フルコンサートピアノはあまりありません。
こういった事情からクラシックピアノはホール録音というのが定着しています。
【ジャズピアノの収録】
ジャズピアノの場合はスタジオ収録する事が一般的です。
本番の空気を大切にするアーティストなどはクラブでのライブ収録を好む事もあります。
クラシックとは違いコンサートをする場所がジャズクラブやライブスペースなどの場合が多く
あまり響かない環境です。
1950年代~1970年代のジャズを指針にする事も多く当時の録音はとてもドライで
弦一本一本の繊細な響きを収録されている事が多い為です。
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ひとくちにピアノのレコーディングと言ってもジャンルや表現したい音によって
マイクの種類や立て方、録音後の処理など様々な要素が絡んで来るのです。
ジャズもクラシックもポップスもピアノ録音はお任せ下さい。
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